「新商品」カテゴリーアーカイブ

木製楕円うつわ

まん丸い器と違い楕円器は回転するろくろではできず、特殊な機械を考え材を固定して中を掘る方法で制作します。

日本国産材を使用、欅・桜・栃・ホウ・栗・槐・タモ・銀杏・楓・木肌・桑・栓桧・桐・等、固い材から柔らかい材まで色々な材を使用し、木目を楽しみ、食器、小物入れとして使用します

乾燥した長材を少し大きめに小割。

寸法すこし大きめで中堀

外周のしたぶぶんかこう

帯鋸で外周を丸くする

荒堀状態

荒堀状態で1年ほど置きねじれのくせを取ります。

かどの厚さを決める

サンダーで色々な粗さを変えて仕上げる

サンダーしながら 下塗り・中塗り・仕上げ
にして進めます。

うつわ(小)4,5x10x14cm 桑・槐・栓

中サイズ、欅・楓スポルテッド・楠

完成品

扇子入れ製作

扇子入れのご注文があり、黒柿材の丸筒をお送り致しました、

大変お気に入られ、追加の扇子入れ2本を白い材料でと

ご注文でしたので栃ちじみ杢で製作しました、

幅やせ、するとねじ部分で少し硬くなるため

20年くらいの手持ち材を荒堀して置き

仕上げしました。

栃ちじみ杢 外直径45mmx長さ350mm内径33mm

杢入りのネジ切りが難しい作業です。

大変、喜んで頂きました。

木製食器(プレート)の製作

木製プレートを製作しました。

240mmの平板に、9つの皿状のくぼみを掘ったものです。

食器なので水洗いをしますが、永年使用をして反らない様にするため、

幅広い材料を使い、両側の柾目部分を使用しました。

又、食品が映えるよう明るい材を使用し、当地の桧といちょうを選び

試作を繰り返し、刃物も新しく製作しました。

 

仕上がり製品・・・240mm角

一つの掘り下げたくぼみが径75mmで、色々な食品を

盛り付けることにより、食欲がより一層わくようです。

掘って居る処ですが2万回転なので刃物が早すぎ、写っていません。

四隅をカット。

角のペーパー仕上げ。

中の方のペーパー磨きが大変です。

最後に食品認可塗料で、下塗りと仕上げをしています。

 

左より大240mm角、中央160mm角、右130mm角

 

 

 

 

 

 

レストラン桂川にて、ご使用して頂きました。


 

 

 

 

 

 

京都府南丹市 ❝日吉ダム” 内です。

テレビボード製作

今回はお客様持参の図面でテレビ台製作依頼です、

ご希望のデザイン、寸法を検討されて持参されました、

大きなもの、小物まで図面持参のご注文がよくあります。

荷重がかかる所や、いろいろ問題出ないようにして、

極力変更はせず、変更した図面を再度送付して確認後作業を進めています。

板を削り刻んだ後の各パーツです

(25年ほど前製材した乾燥材です)

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組立状態

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完成写真

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完成写真

(天板、地板に杢入り材となって居ます。)

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ケヤキ材、天厚さ33ミリ

サイズ左右巾1650奥行350x高さ400ミリ

左はテープデッキ置き、すりあげ戸

お客様に要望どうりで大変お気に入りされました。

変形食器

かねてより丸い器より〝変形うつわ”を製作したく思っていましたが、

量産して安価にすることは難しく、NⅭで加工することは価格が高くつき、

やはり当方の機械で手間をかけ、制作するしかありませんでした。

内側の掘るのはろくろです、2段階で掘ります。

外形

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外形№2

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長堀り

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外形帯鋸挽き

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塗装

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サラダボール

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くまさん食器・・・京都産の木を使う

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反らないよう柾目の材料を使用、帯鋸で少し大きめに木取。

 

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内側を少し小さめに掘り 半年ほど置き巾やせをさせる。

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荒削り状態

 

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仕上げ加工に入り、正確に帯鋸で再度引き直しする。

 

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真空吸着盤を作り外周の整形

 

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内側最終堀彫仕上げをする。

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色々な番手を変えて内側サンダー研磨

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内側のペーパー加工は一番大変な作業で、色々な工具を使い内側を仕上げる。耳部分を作るのでプラスティック製品と違い、木製品は内側の仕上げが大変である、この部分でかかる時間は耳2カ所で3倍となる。木製品で耳付がないのがよくわかりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA           スポンジサンダーで外周仕上げ

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食品対応の塗料を3度塗り表面強度を強くする。

 

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ケヤキ材 高さ25ミリx左右250x奥行220 食品対応の塗料を3回塗り丈夫にしています。
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栃材  高さ25ミリx左右巾250x奥行220。 周りを高くして角度をつけて皿よりこぼしにくくしています。

 

やぐらこたつ兼つくえ〈注文品〉

足部分と天枠
足部分と天枠の組立前。 枠は固い紫檀を使用。
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台部分を組立て
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組み立てた状態、長年使用できるよう十分乾燥した材料を使い、各部分、組方も考えて金具、くぎ等は使用せず丈夫に出来ました。

 

 

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反らない様に天板3枚合わせにして真空吸着盤で天板の荒削りこの後、手カンナ仕上げて磨く。厚さ9㎝の材料を10年ほど乾燥させ更に厚さ16ミリにして10年乾燥させた枠つくえ用の板を使用しています。 熱を加えるので一番気を使うところである。

 

 

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天板はケヤキ1枚板の最上級の杢目を使用 周りは固い紫檀を使用。

 

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天板を乗せた完成品。シーズンオフには机として使用。 熱を加えるので十分乾いた材料を使用。900ミリ角高さソファーに合わせ460ミリ。大変お気にいられた。

 

組み合せ箸

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つなぎ部分を正確に直角に削ることにより、箸全体がななめにつなぐことの無いようにしています。

 

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芯部分に正確に錐で穴をあけることが最重要であり又、斜めにあけても不良品になる。
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旋盤を使用。錐先は特殊強度のもの
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芯材は丈夫な黒檀を使用、全体を少し大きめに製作し最終仕上げは手元10ミリ先2ミリに仕上げる、当方の箸つくりは機械化していなく、手作業ばかりなので箸作りは大変である。

 

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食品対応の塗料を塗りペーパーとぎしては3度繰り返しより強くする。
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縁起の良い紅白のトチⅹ紅紫檀。黒柿ⅹ先白い楓。槐 緑色のキハダ等色々な銘木材を使用。綺麗な珍しい杢目を使用、先の方はより固い材を使用、つなぎ箸は当社だけの物。

4段引出しケース

 A4の書類がすっぽり入る4段引出しケースを製作しました。

引出しの全面は欅・栃・紅紫檀・黒檀の珍しい杢目を使用しています。
全て自然の色合いです。
引出しの内側は桐を使用しています。

重厚感があり、使い勝手が良いサイズに仕上げました。

側面や各ケースの間の木は、特に良質の材質で薄く作りました。
密度の高い硬質な木は重く、できあがった製品自体も重くなります。
その分傷つきにくい製品になり、価値の一つとなります。
”商品が重い=良い木を使っている”ということなのです。
木を薄くする作業はとても手のかかる仕事ですが、
お客様が使いやすいよう・・・ということを一番に考えて製作しました。

 

左側溝を突いた板
左側溝を突いた板
帆立と地板の組み合わせ。
帆立と地板の組み合わせ。
棚板の取り付け
棚板の取り付け
少しきつめに溝入れします。
少しきつめに溝入れします。
正確な折りカネをだしながら組立して居る処。
正確な折りカネをだしながら組立して居る処。
引出し中にA4用紙入ります、内部桐材。
引出し中にA4用紙入ります、内部桐材。
周り欅材・引出し上より 紅紫檀・ケヤキ・トチ・黒檀、全無垢材、
周り欅材・引出し上より
紅紫檀・ケヤキ・トチ・黒檀、全無垢材、