塗香とは、ごく一部の人しか知られていないものですが、
佛教伝来と同時に古く入ってきたもので、
佛教に於いてお坊さんにより連綿と伝わってきたものです。
仏事、又、一般人の写経の時に、魔除けに手や腕にすり込み
体温により香る超微粒のお香です。
時代進歩につれ、一般の人にもお寺参詣時、魔除けや身を清めるために
使用されます。時代進歩につれ、現代は香りを必要とされています。
塗香は、お香の天然香料を使用の為
奥ゆかしい深みや上品さを兼ね備えた、落ち着いた香りが特徴です。
塗香は自らの心を清めるために使用します。
一般的におこなわれる清めの塩より数倍の効果がありますが、
邪気が多い場所で塗香を一つまみ手のひらに取り、
手首や首などに擦りこむとで、邪気から身を守れるといわれています。
体温にてちょうど程よく香りが出ます。
アロマとしても、日常生活にもご使用ください。
当店塗香入れは、自然素材の中でも価値のある銘木を使い、
杢目を厳選し、長年天然乾燥させ、荒堀を数年かけて
約40種の材料で製作しています。
永年使用されるよう製作致しました。
又ご使用されるほど色つやが出てきます。
今までに無い画期的な塗香入れをと思い、数ヶ月試行錯誤し、
何度も改良を重ね、ようやく思い通りの塗香入れが完成しました。
長年乾燥した色々な銘木を角材に寸法木取りします。
8角に加工し穴を開けます。
この状態で数ヶ月置きます。
荒堀材各種
完 成 品 径30㎜x長さ85mm
ネジ加工をして、中栓を外し塗香を入れます。
フタに付いている細い棒が中栓に入ってこぼれを防ぎます。
バックに入れて持ち運べ、携帯してもこぼれることのないように
出来ています。杢目を楽しみながらご使用ください。